皆様寒さ対策は万全でしょうか。。。
この時期は、寒くなったり暖かくなったりと忙しい季節です。
そしてまたコロナの恐怖も少しずつ身近になってきてます・・・。
周りの方々を診てても、変動疲れ、対応疲れが増えてきておりますし、
自律神経の疲れが顕著になってきている方たちも増えてきているのが現状です。
そこで、ご自身の自律神経の疲れがわかるテストをしてみたいと思います。
これが出来ない方は、ストレスによる身体の不調で長い時間過ごしていることもわかってしまいます。
ここ最近ではなく、数年~数十年といったところです。
テスト法は非常に簡単で以下のように座った状態から始められるので、皆さんで比較してみて下さい。
※普通に足が付くように座って頂きます。
鼠経部(そけいぶ)に指を当てて、手のひらをふとももにべったりとつけて下さい。
横から見るとこんな感じです。肘もしっかりと伸ばします。
皆様出来たでしょうか。。。
鼠径部から指が離れたら、簡単に出来るかもしれません。
それか、もともと何かしらの症状があったり、ケガをしてれば、もちろん正常に動けませんので、無理は禁物です。
鼠径部に指がしっかりとあたり、
手のひらが太ももに全体に着く、
そして肘もしっかりと伸びきる
この三つが出来れば、合格です。
あくまで自律神経の乱れや疲れがでてくるとあらゆるところの
筋肉・関節・運動神経への障害が起きます。もちろん内臓や精神面にもです。
そして、その悪くなっていく順序も存在します。
最初は下半身
次に体幹部
そして上肢へと移動をします。
ということは、上肢(肩甲骨~指先)までの問題がある方は、
複雑な経過をたどり、腱鞘炎や指の変形などの障害へと進行してしまってます。
先程述べた様に、長年の経過をたどり、テストがちゃんと出来ないほどに腕の柔軟性が低下していますということですし、
後半になると出てくる、上肢にまで広がってしまっているということなんです。
例えば、手に出る腱鞘炎一つをとっても、
ホルモンバランスは崩れていないか、(甲状腺機能の低下や亢進)
内臓の疲れがないのか(肝臓や心臓など)
それらを一緒に確認していかなければならないと考えています。
なぜなら、自律神経の疲れが関与しているからです。
使い過ぎが最もたる原因であるのは、間違いありませんが、
その手を診ると、本当にご苦労なさっている手だなと感じます。深みがありますよね。
その手は、その方の人生観も物語っています。
ストレスもたくさんあっただろうなと。。。
上肢の症状は、自律神経の関与が強く出てくる箇所になってますので、
ストレスを溜めずに、今後も優しく大切に使ってあげて下さい。
もちろん治療で回復も出来ますので、
その際は、痛みの患部だけを診るのではなく、
全体を把握したうえで、痛みを抑えるように治療して参ります。
ほったらかしにはなさらないでくださいね。