実年齢と身体の能力差
この職業をしているとすごく感じます。
そして思うのが、
この身体、、、まだまだ動けるのにもったいないなぁ・・・。
普段の生活で、家族の方をみてもそんなイメージを持つことはないと思います。
親という立場からお子さんのをみれば、うちの子足がおそいんだよねぇくらいはあることでしょう。
しかし大人同士は、興味もなければ、そんなもんだと認識していることが多いのではないでしょうか。
他人の行動には興味がないといったところが大きいかもしれません。
他人がわかるくらい動作が変だと感じる時は、よほどの不具合が発生しています。
もちろん当院に来られるからには、なにかしらの問題・不調をお持ちになられています。
誰も好き好んで体調不良になりたい方はおりません。
この年齢だし、これぐらいの問題があるのはしょうがない
と思っていませんか??
その考え方にあまりにも差がありすぎて、なんだか身体の方がかわいそうに思えてしまいます。
調子が悪い事が当たり前すぎて、それが通常になってしまっているだけなんです。
昔を思い出してみて下さい。もっと身体はスムーズに動いていたはずです。
ここ二・三年で病気でもしない限り急激に老化することもありません。
何かしらの不具合があり、水面下で大きくなった状態でゆっくりと拡大してきているのです。
正しいメンテナンス・運動・食事・十分な睡眠時間の確保が出来れば今からでも十分に回復してきます。
それを行っても、身体が優れない、不具合が生じているなど、
整形外科で検査をしても、特に異常は見当たりません、なんて言われたりもします。
我々の分野での身体の修正が必要になるんです。
関節がかたまってり、筋肉等が伸び縮みが上手くいかなくなったり、
改善できるものまで、年齢のせいにするのはやめましょう。
年齢的な問題となるのは、素早い動きが出来なくなるということです。
速筋の減少により、遅筋の増加が大きな原因となります。
柔軟性の減少は、関節がかたまらない限りは、運動不足が大きな原因となります。
もちろん水分の体内水分量の減少など様々な変化が大きく出てくるのもです。
ちょっと厳しい言い方にはなりますが、
ご自身で無理と思っていることは、ご自身の生活の変化をさせない条件のもとにあります。
運動や食生活などごく当たり前のことを変化させることでも身体は良くなります。
今のまま生活で身体が悪くなるのであれば、もう答えは出ています。
年代・年齢に合った何かしらの変化が必要な時となり、身体からのサインです。
ご自身の過去の行動を責めるのではなく、これから良くなることを増やしていけばいいんです。
年齢・環境に適応した、身体の整え方
5年~10年の間隔で、細かく変更しながら生活を送ることを意識して下さい。
私自身もそうです。我慢強くないし、毎日続けることが難しい・・・。
歯磨きと同じように当たり前の生活に組み込むことが出来れば、変化は自然と訪れます。
ご自身で管理が難しいのであれば、信頼できる方にお任せしてみるのもひとつの方法です。
実年齢と身体の能力差
専門家の意見をふまえつつ、ご自身でストレスにならない程度の、生活の改善を探してみて下さい。
一人で考えない事。一人で諦めない事。
まだまだ身体は動けます!
